固定費の見直しが完了した私が行ったのが、投資の強化です。
元銀行員、FPの資格を持つ私が、2,000万円を貯めることができた方法をご紹介します。
【この記事の目的】
「投資って何から始めればいいの?」と感じる方向けに、
最短で迷わずスタートできるよう、必要な5ステップをご紹介します。
私自身も、最初はわからないことだらけでした。
ただ、証券会社で働いたことがきっかけで、投資に興味を持ち、
少しずつ少額投資を続けてきた結果、それが大きく資産を増やすことに繋がりました。
「知らない」ではもったいない。
あらゆるものの値段が上がり、お金の価値が目減りしていく中で、
現金だけをもち続けるのは逆にリスクだと考えています。
とは言っても、大前提として、投資はあくまでも自己責任で行うものです。
ネット上にあふれている情報を鵜吞みにせず、必ず自分の判断で投資を行ってください。
投資初心者が最初に覚えるべきこと
投資で一番大切なのは「大きな一歩」ではなく「小さな一歩を積み重ねること」です。
そのスタートは次の5つでOK。
ステップ① 目的をざっくりでいいので決める
投資は「なんとなく始める」と続かないので、目標を立ててみましょう。
- 老後の資金
- 子どもの教育資金
- 生活の安心のためのクッション資金
- 将来の選択肢を広げるための資産形成
など、ざっくりで十分です。
私自身は、独身時代に投資を始めたので、とりあえず勉強してみたいという気持ちで投資を始めました。
そのため、投資とはこういうものだという耐性ができていたので、
固定費が浮いた分で、投資を加速させることができました。
でも、結婚をして、さらに子供が生まれてから初めて投資をする場合は、
パートナーと投資の目的と目標をきちんと共有することが大切だと思います。
私も結婚をしてからは、夫に「何にいくら投資していくか」を共有しています。
パートナーと同じ方向を向いて、目標に向かっていく。
結果、それが投資の効果を加速させたと実感しています。
ステップ② 生活防衛資金を確保しておく
投資の失敗の1つは「急にお金が必要になって売る」こと。
一般的には
生活費の3〜6ヶ月分の生活防衛資金を確保
しておく必要があると言われています。
子どもが小さいご家庭や、共働きでない場合は、少し多めでもOKだと思います。
ステップ③ NISA口座を開く
初心者がまず開くべき口座は 新NISA です。
理由はとてもシンプル:
- 運用益がずっと非課税
- 少額からOK
- 積立と成長投資枠を自由に使える
- 投資信託に向いた仕組み
投資の“最優先ステップ”と言ってもいいほど重要です。
私が投資を始めたころは、まだNISA制度が無かったため、
利益の20%を税金で取られてしまっていました。
例えば10万円の利益であれば2万円。これはかなり大きいです。
でも今は国をあげてNISAの活用を推奨しており、この税金も無期限で非課税となりました。
国が国民の資産を「貯蓄」から「投資」へと移すことで、個人の資産形成を支援しつつ、
経済を循環させるために行っている政策です。
逆を言えば、自分の資産は自分で守ってねということ。
投資はあくまでも自己責任ですが、インフレに伴い、現金の価値は目減りしていきます。
自分の資産を守るためにも、積極的にこの制度を活用していきましょう。
ステップ④ 証券会社を選ぶ
私が実際に使用してきて、初心者もおすすめなのは以下の2社です。
- SBI証券(商品数が多く最強)
- 楽天証券(楽天経済圏との相性◎)
私が投資を始めたのは2010年。
最初は楽天市場とのポイントが溜まりやすくなるという理由で、楽天証券を選びました。
ただ、旧NISAが始まった2014年からは、
使いやすさ&ポイントを重視してSBI証券に切り替えていきました。
ステップ⑤ 投資信託を選んで積み立て設定
投資初心者は「個別株」より「インデックスの投資信託」一択でOKだと考えています。
理由:
- 1本のファンドで多くの銘柄に分散でき、個別株よりリスクを抑えやすい
- 手間をかけずに「長期・分散・低コスト」を実現しやすい
- 市場平均に連動するだけのシンプルな仕組みで、値動きや仕組みを理解しやすい
- 積立にすると自動で買付されるため、タイミングを悩まずに継続しやすい
私も最初は月5,000円から始めました。
まとめ:小さく始めて、大きく育てる
投資は難しそうに見えて、最初のステップは簡単です。
大切なのは、 「小さく始めること」。
投資を始めると、急にいろいろなニュースが自分事に感じられるようになります。
同時に、初めは株価の値動きや、ネットに広がる膨大な情報が気になってしょうがなくなると思います。
私も投資を始めたころは、しょっちゅう運用状況を確認していたのを覚えています。
株価の動きに動揺せず、じっくりと長期投資をしていくためにも、
はじめは少額から始めてみることが大切です。

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