40歳からでも間に合う!資産形成ロードマップ

家事・育児・仕事で毎日が忙しくても、
正しい順番で進めれば、誰でも資産は増やせます。

私が実際に2,000万円を貯められた“仕組み”をまとめました。


目次

▶ STEP0:現状把握(10分でOK)

まずはざっくりで十分。

  • 手取り収入
  • 固定費
  • 毎月の生活費

完璧でなくてOKなので、おおよその額をそれぞれ把握します。
まずは現状を知ること。
ここがすべてのスタート地点です。


▶ STEP1:固定費の見直し(最も効果が大きい)

毎月1〜3万円浮くことが多い“最重要ステップ”。

  • 通信費(格安SIM)
  • 保険
  • サブスク
  • 電気・ガス

過去に見直したことがある場合でも、
もっと安くていいサービスが出てきていないかを確認してみます。

特に通信費とインターネット回線のセット割をしているケースなど、
その組み合わせが最適なのか改めてチェックをしてみることをおススメします。

我が家も大手キャリアのセット割を契約していましたが、
改めて調べてみると他でも安いことがわかり、節約に成功しました。

👉 関連記事:【まずやるべき節約】ワーママでも一気に家計がラクになる“固定費の見直し”完全ガイド


▶ STEP2:お金の流れを「見える化」して貯まる仕組みを作る

固定費の見直しが終わったら次は、お金の流れを「見える化」をします。

  • クレジットカードの整理
  • 引き落とし口座はなるべく1つに集約
  • 家計管理の自動化(アプリなどの活用)

年会費無料だからと、全く使っていないクレジットカードは無いでしょうか?
使っていないものの管理は節約をするうえで必須で、
これはクレジットカードにも当てはまります。

引き落とし口座は1~2にしておくと、お金の管理がしやすくなります。
学校指定の金融機関などがある場合もあるのでそういうものは仕方がないですが、
資産が分散していると、全体像が見えずに管理もおろそかになります。

家計管理は家計簿でやるのも、エクセルなどを使うのも好みで良いと思います。
マネーフォワードMEなど無料で使えるアプリなどもあるので
自分が管理しやすい方法を色々と試してみることをおススメします。

そして、それが終わったら必ずやっておきたいのが

  • ライフプランニング(今後の収支を年単位で把握)

自分が100歳まで生きるとして、生涯世帯年収がいくらになるのか試算してみます。
そして、年間の生活費、教育費、ライフイベントなどの支出を年毎に計算していきます。

ライフプランニングの時はなるべく、旅行やレジャー費、予備費なども年間で予算を組むようにし、
実際の支出額との乖離が出にくいようにしておくと良いです。

ライフプランニングをするメリットは、

将来いくら必要なのかがわかり、それに備えることができる。ということ以上に、
今いくら使って大丈夫なのかがわかり、今を最大限に楽しむことができるという点です。

逆にライフプランニングをしないままだと、
漠然とした不安から、貯金への比重が大きくなり、
いざ使おうと思った頃には、それをやる体力も気力もなかった。ということになりかねません。

ライフプランニングをするということは、自分が今どこにいて、
どこに向かっていくのかという地図を作ることです。

私も一度ライフプランニングをして、その後は定期的に実際とのずれを修正していくことで
未来への不安が軽減し、今を楽しむことに集中できています。


▶ STEP3:証券口座を開いて投資を開始

STEP2と同時進行で、少額からでいいので投資を始めます。

特に、STEP1の固定費で浮いた分は、積極的に投資にまわしてみましょう
見直さなければなかったものとして、投資に回すハードルも低いはずです。

なぜ投資なのか?

昨今は物の値段が上がり、今後もインフレが続くと言われています。
ということは、お金の価値が目減りしていくということ。

つまり、現金のみを保有していることは逆にリスクでもあるのです。

また現在は、国がNISAやiDeCoなどで資産形成をすることを推奨しています。
自分のお金を守る方法としても、投資が必要な時代になっていると言えます。

私も、少額投資を15年継続したことで安定した資産形成をすることができました。
無理のない投資をするためにも、時間を味方につけて、投資を長く続けることが必要です。

👉 関連記事:🔰 投資初心者でもわかる!新NISAのメリットとデメリットを徹底解説

おすすめの証券会社

以下の2つは、私も実際に使用しておすすめの証券会社です。
まず迷ったらSBI証券がおすすめ。
楽天経済圏の方なら楽天証券がおすすめです。

おすすめの投資信託:

私がおすすめする投資信託は次のインデックスファンドです。

インデックス投資とは、複数のノーベル経済学賞を受賞した理論に基づいた、極めて合理的な運用手法のことを言います。
長期的に継続できれば、多くの人が着実に資産を形成できる可能性が高いと言われています。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)

通称「オルカン」と呼ばれ、最も手間いらずな王道の投資信託です。
これ1本で、日本・アメリカ・先進国・新興国など、世界約50カ国、約2,800もの企業にまるごと分散投資します。

また、世界の経済状況に合わせて、国ごとの比率を自動で調整してくれます。例えば、将来アメリカが衰退して別の国が伸びてきても、勝手に中身を入れ替えてくれるので、私たちは何もしなくてOK。

「どの国が伸びるか予想したくない」「世界経済全体の成長に乗りたい」「究極の分散投資でリスクを抑えたい」という人におすすめ。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

「投資といえばアメリカ」という強い信念を持つ人に選ばれている商品です。
アメリカを代表する超エリート企業500社(アップル、マイクロソフト、アマゾンなど)にまとめて投資します。

アメリカの代表的な指数「S&P500」に連動し、過去数十年のデータではオルカンを上回る高い成長率を記録しており、「世界をリードするのはやっぱりアメリカだ」という期待に応えてきました。

「世界経済の中心であるアメリカの成長に期待したい」「少しリスクを取っても、高いリターンを狙いたい」という人におすすめ。

👉 関連記事:【初心者向け】なぜ初心者ほどインデックス投資?── 再現できる投資戦略


▶ STEP4:iDeCoや企業型DCで節税メリットを取る

税金の負担をグッと減らせる、家計の強い味方。
我が家は、夫婦ともに退職金があまりもらえないことがわかっているので、
iDeCoを活用して、自分たちで老後の備えをしています。

夫婦ともに23,000円を海外株式のインデックスファンドに投資をしており、
年間の節税額は10万円近くになっています。

10年で約100万円の節税。これは本当に大きいです。

NISAをやりつつ、余裕資金がある場合は活用しない手はないと思っています。

60歳までは引き出せないというデメリットはありますが、
逆に、老後資金をあらかじめ切り分けることで、ライフプランニングがしやすくなるので
利用するメリットのほうが大きいと思っています。

▶ STEP5:節約または副業で入金力を上げる

ここまで来たら、あとは生活防衛資金と向こう3年で必要になる現金を残して
あとは投資をする入金力を上げていくフェーズになります。

節約や副業で増えた分を投資にまわすことができれば、資産形成が加速すること間違いなしです。

副業については、私もまだ試行錯誤中で、
家族との生活を最優先に考えると、なかなか難しいことも身をもって感じています。

でも、今から月1万円の節約であればできそうな気がしませんか?

何かにお金を使う時に、これは投資なのか、消費なのか、浪費なのか
一呼吸おいてから考える癖をつけることはとても大切です。

そのような時に、ライフプランニングは指針ともなります。
目標が明確であるため、ブレずに適切な判断をする助けになります。

家族であれば、チーム戦で検討してみることも大切

なんとなく週末に出かけるモールで、数千円の出費。
「今日は遅くなったから外食しよう」と一食で4,000円かかったり。

我が家はライフプランニングをしたことで夫婦の目的地が定まり、
結果として、「何となくの出費」を減らすことができています。

投資で増やすためにも貯金や入金力が必要です。

毎日の小さな選択が未来を作ります。

▶ STEP6:年1回の総点検

私の資産管理はほぼほったらかしですが、クレカをメイン2枚、入出金口座をほぼ1つにまとめることで

「今月は使いすぎたから来月はセーブしよう」

など月単位での確認と振り返りをして、年単位での収支は記録をつけています

ライフプランニングをやっても、どうしても実際とのずれは生じてくるもの。

年末または年度末の3月など、年1回は収支チェックをすることが大切です。


✨ このロードマップで得られる未来

  • 教育費など大型の支出の見通しが立つ
  • 老後資金の不安が消える
  • 自然に貯まる生活習慣ができる
  • 家計も気持ちも「余白」が生まれる
  • 我慢しない、お金の使い方ができる

最後に

家計管理をすることは人生の舵取りをするようなもの。

この家計管理を早く最適化することが、今後の人生をより豊かなものにしてくれます。

今日からできることを一歩ずつ

私もまだまだ道半ば。
一緒に家計管理をしていきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次