家事に育児に仕事に忙しい大人にとって、節約は「頑張るほど疲れる」ものになりがち。
ですが実は、家計改善は がんばりではなく“仕組み”で9割決まります。
そして最初に絶対やるべきは、固定費の見直しです。
一度だけ手を動かせば、その後は毎月勝手に節約が続きます。
この記事では、私自身が実践してきた固定費の見直しを、
- 40代ワーママ
- FP2級保有
- 楽天経済圏利用
という視点でまとめます。
はじめに:私が実際に見直してきた固定費
私が見直してきた固定費は以下の通りです。
- Povoから楽天モバイルへ(スマホ代 1,980円)
- 電気はオール電化で東京電力(他社比較済)
- サブスクは Amazonプライムのみ
- 保険は必要最小限+自分が理解できるものだけ
✔ 保険は「最低限+自分の納得感」
✔ 無駄なサブスクはやめる
✔ 通信費は最速で削る
✔ 楽天経済圏で支出を最適化
この流れだけで、数万円単位で家計が軽くなりました。
固定費の見直しが最強の理由
① 節約効果が一生続く
一度見直しをするだけで、来月以降ずっと費用を抑えられます。
たとえ月1,000円だとしても、1年で12,000円。
食費のように「頑張らないと続かない節約」と違い、 やった瞬間に成果が積み上がる節約です。
② 忙しいワーママでも確実にできる
買い物の工夫・ポイ活・自炊は、得意、不得意ありますが、 固定費の見直しは誰にでもでき、「少し時間を割くだけ」で一生分の効果があります。
③ すぐに1〜3万円浮く
見直す順番を間違えなければ、ほぼ誰でもここまで実現可能です。
見直すべき固定費はこの4つ(優先順位つき)
以下は、効果が大きい順です。
① スマホ代(優先度:最重要)
通信費は、私も楽天モバイルに変えたことで激減しました。
大手キャリア時代:6,000〜7,000円
Povo時代:4,000円前後 (病院やカード会社などLINE通話ができない場合の電話代込み)
楽天モバイル:1,980円
格安キャリアのPovoから楽天モバイルへの移行でも24,000円減らすことができました。
楽天モバイルを選んだ理由
- 国内通話無料(Rakuten Link) ⇒仕事でも電話を使うので、これが大きい!
- どれだけ使っても3,278円が上限
- 料金がシンプルで迷わない
仕事に子育てにと、忙しい大人にとって“手間がない”と“安い”は正義だと思っています。
通信費の見直しは最優先です。
② 保険(ここは個人差が大きい)
一般的には、
- 保険は最低限
- 貯蓄と保険は分ける
と言われます。
私が実際に契約している保険
- 県民共済 → 子ども誕生で見直し
- ソニー生命の学資保険を検討
- ソニー生命のFP担当者と相談し、貯蓄型終身保険を選択
- その他、内容を理解したうえで数本加入
大事なのは“必要額が明確かどうか”
- もしもの時、家族にいくら必要?
これは私もそうでしたが、実際にいくら必要になるかを考えずに
保険契約をしているケースが多いのではないかと思います。 - パートナーが働けない場合、いくら不足?
パートナーが就労不能になったときにも
いくら必要なのか考える必要があります。
いくら必要なのか?
ざっくりでいいので必ず計算してみてください。
これが明確なら、加入内容は価値観でOKだと思います。
③ サブスク(Amazonだけに絞った話)
我が家は、コロナ禍に入っていた、Netflixとディズニープラスを解約して、
Amazonプライムだけに絞りました。
たまに見るから‥など「なんとなく入っているサブスク」は地味に家計を圧迫します。
まず、今入っているサブスクを書き出してみてください。
ニュースサイトやクレジットカードの年会費など、たいして使っていないけれど
利用料がかかっているものがあったら、ぜひそのサービスに年間いくら払っているのか確認しましょう。
月額980円でも年間で11,760円です。
迷ったら一度、解約してみる。これもありだと思います。
④ 電気代(オール電化の人も要チェック)
我が家は戸建てのため、電気代も安くならないかを検討しました。
結果、オール電化+東京電力で最初に契約した金額が安かったため、
他社への切り替えはしませんでしたが、比較検討してそれが確認できたのは良かったと思っています。
- 夜間の電力単価
- 基本料金
- 契約アンペア
この3つを比較するだけで、年間1〜3万円節約ができることもあるようなので
ぜひ、一度シュミレーションをして見直してみることをおすすめします。
固定費見直し:これだけやればOK
- まず通信費を下げる
- サブスクは“使ってないもの”を解約
- 電気代は一度比較
- 保険は「必要額」を計算して最小限に
- すべてを仕組み化すれば毎月勝手に節約
固定費が下がると、なぜお金が貯まり始めるのか?
✔ 努力がいらない
✔ 続けられる
✔ 浮いた分をそのまま投資に回せる
私自身も、この固定費見直しから
→ 投資 → 資産形成
の流れにつながりました。
固定費の見直しこそが資産形成の「土台」です。

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